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開隆堂情報教育ライブラリー情報科教育法

開隆堂情報教育ライブラリー 情報科教育法

特徴

最新の情報科教育法解説書。情報科指導の先生方の手引書として、高等学校情報化の先生方向けに、また大学・大学院のテキストとしても最適です。情報教育の基礎から応用発展までをわかりやすく展開しています。

まえがきより

『本書は、学部における情報科教育法の授業経験をもとに、そして、大学院での情報教育専修の教育・研究の実績をもとにして執筆された。実際に授業を行う上で、使いやすいものはどういうものかという観点を重視して編集されたのである。

本書は、情報科教育研究Ⅰとして位置付けられ、いわゆる「情報科教育法」の授業の標準的テキストとして編集された。構成は、Part1からPart4の4つの区分からなり、それぞれを基礎編、応用編、発展編、資料編とした。Part1からPart3には、独立した8つの項目を配置しているため、授業の展開や内容配置の順序などに関して、自由に利用できるように工夫している。本書では、情報科教育法Ⅰ(2単位)と情報科教育法Ⅱ(2単位)の両方の授業に対応している。』

情報教育の基礎から応用発展までを解説した「情報科教育法」の標準テキストです

最新の情報科教育法の解説書です。情報科指導の先生方の手引書として,高等学校情報科の先生方向けに,大学・大学院のテキストとして最適です。

情報教育の基礎から応用,発展までを分かりやすく展開しています。

4つの区分(基礎編,応用編,発展編,資料編)でしっかり学べる構成です

Part1~Part4の4つの区分で,それぞれを基礎編,応用編,発展編,資料編としています。Part1~3にはそれぞれ8項目を独立して配置し,授業の展開や内容配置の順序などに関して,自由に利用できるよう工夫しています。

「情報科教育法」がしっかり学べる構成です(写真は「発展編」の2「常識はいつまで通用するか?」)。

目次

まえがき

Part1:情報科教育 基礎編

1-1 教科「情報」の概要

  1. 教科「情報」の概要
  2. 教科「情報」の教員にもとめられるもの

1-2 情報教育の歴史的経緯

  1. 平成元年(1989年)学習指導要領改訂に至るまでの経緯
  2. 平成10年(1998年)および平成11年(1999年)学習指導要領改訂に至るまでの経緯

1-3 情報教育の在り方と目標

  1. 情報教育の在り方
  2. 情報教育の目標
  3. 情報教育の体系

1-4 小・中学校における情報教育

  1. 小学校における情報教育
  2. 中学校における情報教育

1-5 高等学校 教科「情報」新設の趣旨と意義

  1. 普通教科「情報」の新設とその意義
  2. 専門教科「情報」の新設とその意義

 コラム:ユビキタス

1-6 普通教科「情報」の目標と科目編成

  1. 普通教科「情報」の目標
  2. 普通教科「情報」の科目編成
  3. 普通教科「情報」各科目

 コラム:なぜ情報教育は必要か?

1-7 専門教科「情報」の目標と科目編成

  1. 専門教科「情報」の目標
  2. 専門教科「情報」の科目編成
  3. 専門教科「情報」の各科目

1-8 問題解決

  1. 問題解決の重要性
  2. 問題解決のプロセス
  3. 教科「情報」における問題解決の学習

Part2:情報科教育 応用編

2-1 情報の本質

  1. 情報の安定的考察
  2. 情報の定量的考察

2-2 マルチメディアの本質

  1. マルチメディアの概念
  2. マルチメディアの情報量

2-3 個人情報と著作権

  1. 個人情報
  2. 個人情報の保護
  3. 情報操作
  4. 知的所有権

2-4 有害情報とセキュリティ対策

  1. 違法・有害情報
  2. コンピュータ犯罪とセキュリティ対策

2-5 評価と規準(基準)

  1. 評価
  2. 普通教科「情報」の目標と評価の観点
  3. 中学校生徒指導要録と高等学校生徒指導要録の相違点
  4. 普通教科「情報」の評価を行うにあたって -評価規準-

2-6 学習評価と授業改善

  1. 学習評価
  2. 授業改善

 コラム:ディスプレイの解像度

2-7 実習の取扱いと年間指導計画

  1. 実習の取扱い
  2. 年間指導計画

2-8 情報科に対応した教員

  1. 指導力向上のために
  2. 求められる指導力とは
  3. 研修機会の充実
  4. ティーム・ティーチングの活用
  5. 研究授業・公開授業の開催

コラム:本質を考え抜く力-脳力

Part3:情報科教育 発展編

3-1 正しい情報は存在するか?

  1. 問題提起
  2. 意見分布を調べるには?
  3. 正しいとは?
  4. データと情報
  5. 事実とは?
  6. 正しい情報は存在しない?

3-2 常識はいつまで通用するか?

  1. コンピュータの誕生から社会の情報化
  2. 社会の情報化

3-3 アントレプレナー的発想を!

 コラム:言葉は時代と共に!時代は言葉と共に!

3-4 e-LearningとWBL

  1. e-LearningとWBLの定義
  2. WBL(Web Based Learning)
  3. ディジタル社会における学習形態

3-5 アナログとディジタルの相対性

  1. アナログとディジタルの概念
  2. アナログとディジタルの相対性

3-6 メディアリテラシー

  1. メディアリテラシーの概念
  2. メディアリテラシーの8つのキーコンセプト

3-7 ディベート

  1. 情報教育におけるディベートの意義
  2. ディベートを利用した学習活動の流れ
  3. ディベートの実践をクラスで行うには

3-8 総合演習

 演習課題1 情報通信での匿名は、是か?非か?
演習課題2 メディアの伝える情報は、正しいか?
演習課題3 効果的なプレゼンテーションを行うための条件は?
演習課題4 Webページをどのように評価するか?

Part4:情報科教育 資料編

4-1 [資料]情報科の発展に対応した初等中等教育における情報教育の推進等に関する調査研究協力者会議第一次報告(平成9年10月)

4-2 [資料]

  1. 高等学校学習指導要領
    第2章 第10節 情報(普通教科「情報」)
  2. 高等学校学習指導要領
    第3章 第7節 情報(専門教科「情報」)

4-3 [資料]

  • 中学校学習指導要領
    第2章 第8節 技術・家庭

4-4 [資料]高等学校生徒指導要録に記載する事項等(抜粋)

4-5 [資料]中学校生徒指導要録に記載する事項等(抜粋)

4-6 [資料]情報科教育法Ⅰ・Ⅱの授業概要

Part5:情報科教育 資料編

仕様

判型 A5
ページ数 184
価格 本体2,200円(税抜)
定価2,420円(税込)
ISBN 9784304020377

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