ホーム販売アクティブ・ラーニングで深める技術科教育~自己肯定感が備わる実践~

アクティブ・ラーニングで深める技術科教育~自己肯定感が備わる実践~

アクティブ・ラーニングで深める技術科教育~自己肯定感が備わる実践~

特徴

アクティブ・ラーニングから技術科を見つめる

表紙

次期学習指導要領の柱になると考えられるアクティブ・ラーニングから,技術科教育の意義を改めて明確にします。

アクティブ・ラーニングという言葉が目新しく,どのようなものなのか戸惑われていても大丈夫です。アクティブ・ラーニングとはどのようなものか,技術科の授業にどのように落としこめばよいかまでがこの1冊でわかります。

アクティブ・ラーニングを理解する

p.8-9

アクティブ・ラーニングは,技術科教育と馴染みやすいものです。第1章では,アクティブ・ラーニングとは何か,技術科教育でどのように進めればよいかを解説しています。

p.16-17

2章では,アクティブ・ラーニングを進める上で必要となる主体性の原動力である,自己肯定感について解説しています。

 

今まで通りの授業でもアクティブ・ラーニングに通用する部分がありますが,改めて意識する必要がある部分もあります。本書では教師側,生徒側の両面からアクティブ・ラーニングを実現するためのアプローチを示しています。

アクティブ・ラーニングにつながる,夢のある授業実践を紹介

全国の先生方による,アクティブ・ラーニングにつながる実践を,技術分野の各内容(ガイダンス,材料と加工,エネルギー変換,生物育成,情報)ごとに紹介しています。

pp.34-35

アクティブ・ラーニング以外にも,工夫・創造,関心・意欲・態度,伝統文化,地域連携など,技術科教育のキーワードとなる話題を盛り込んでいます。

pp.144-145

現在の授業に部分的に取り入れることができるような手軽なものから,しっかりと取り組むことで生徒の自己肯定感を育むことができるようなものまで,現状に合わせてお使いいただけます。

 

目次

第1章 技術科教育におけるアクティブ・ラーニング

1.学校教育に求められるアクティブ・ラーニング
2.技術科教育における「技術的能力」
3.技術科教育における「自己評価能力」
4.技術科教育におけるアクティブ・ラーニングの位置づけ
5.アクティブ・ラーニングで深める授業

第2章 自己肯定感が備わる技術科教育

1.主体的・協働的学習活動をはぐくむ背景
2.技術科教育における自己肯定感と自己モニタ力
3.技術科教育における自己肯定感と評価
4.人間の成長から自己肯定感をはぐくむこと
5.技術科教育に位置づけられる自己肯定感

第3章 アクティブ・ラーニングで深める技術科教育の実践

第1節 ガイダンスに関する技術科教育

1.関心・意欲・態度を育むガイダンス教育

第2節 A材料と加工に関する技術科教育

1.伝統文化を継承するものづくり教育
2.デザイン力や企画力を育む設計学習
3.段取り力や臨機応変力を育む製作学習
4.材料づくりから始めるものづくり実践

第3節 Bエネルギー変換に関する技術科教育

1.回路設計力を育む思考ツールの活用
2.変換効率を考えたLEDの学習
3.ロボットコンテストを応用した授業づくり
4.アクティブ・ラーニングによる「ミニ四駆の製作」

第4節 C生物育成に関する技術科教育

1.地域と連携を図る野菜の栽培
2.これからの時代に求められる生物育成
3.栽培ユニットによる主体的・能動的な学習
4.情緒的な学びが存在する栽培学習

第5節 D情報に関する技術科教育

1.倫理観を養い優しさを育む情報教育
2.デザイン力を育てるプログラミング学習
3.ディジタルの革新を学ぶ魅力的な展開
4.新しい時代に求められる情報教育

仕様

編著 安東茂樹
判型 B5
ページ数 160
価格 本体2,500円(税抜)
定価2,750円(税込)
ISBN 9784304021213

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