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今日からはじめる省エネ教育

今日からはじめる省エネ教育

持続可能な社会の構築のために―小学校~高校でのSDGs教育に最適な教材です。
6時間分の授業で活用する、指導案・ワークシート・デジタル板書・動画・デジタル教材のすべてがこの1冊に収まっています。

はじめに

 気候変動問題は年々深刻化してきており、日本国内においても豪雨や猛暑、台風災害などが頻発しています。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書からも、今後の地球温暖化に伴い、豪雨災害や猛暑のリスクが高まる可能性が指摘されており、抜本的かつ持続的な温室効果ガス削減が求められています。
 2016年に発効したバリ協定で、世界は脱炭素社会を目指し、その一歩を踏み出しました。日本は、2030年度に26%(2013年度比)の温室効果ガス(二酸化炭素など)の排出削減、さらに2050年までに実質ゼロにすること(カーボンニュートラル)を目指すこととしています。この取り組みを達成するためには、家庭部門においても、2030年度までに約40%減と大幅な削減が求められています。
 2017年3月に改訂された新学習指導要領においても、子どもたちが未来社会を切り拓くための資質・能力の育成が大きな論点となりました。中でも、持続可能な社会の創り手の育成について前文で言及されたことは特筆すべき点です。全教科において、これまでの学習より一歩進めて、持続可能な社会の望ましい選択ができる人材(自ら気づき実践する人材)を育てること、実際に家庭での省エネ行動を促すことにつながる授業を行うための気候変動教育(CCE)が求められているのです。
 現在推進されている「持続可能な開発目標(SDGs)」は2015年の国連総会で採択されました。これは、人間活動に伴う地球環境の悪化など気候変動を始めとしたグローバルな問題の解決には、先進国・開発途上国が伴に取り組むことが重要であるという認識が共有された結果であり、この考え方は教育にも導入されつつあります。
 こういった背景を受け、学校教育現場での気候変動・SDGs教育の導入を目指し、2017年度から2020年度にかけて実施された環境省実証事業をベースに本書は開発されました。この実証では、本書に示した省エネ教育を小中高等学校で導入することで、約5%のCO2削減効果および、約20%の省エネ行動実践率向上を確認しています。
 また、本プログラムでは、「主体的、対話的、深い学び」であるアクティブ・ラーニングおよび気づきから自発的行動を促すナッジや行動変容ステージモデルなどの行動科学の先進的な知見が使われています。
 これからの社会においては、地球環境の危機へ対応するために、経済・社会システムはもちろん、一人ひとりの日常生活の在り方を大きく変えることが不可欠となってきます。本プログラムが自治体、学校などで広く活用され、今後の気候変動問題の緩和と子ども一人ひとりが持続可能な社会の望ましい選択ができる人材へ育つ一助となることを強く期待しております。

省エネ教育プログラム検討委員会一同

目次

省エネ行動シールをつくろう!!
ステップ1 【事前学習】電気・ガス・水道のメーター読めるかな?
ステップ2 【課題発見】地球環境と省エネはどんな関係?
ステップ3 【課題方法の検討と計画】自分ができる省エネ行動はなんだろう?
ステップ4 【課題解決に向けた実践活動】省エネ行動にチャレンジ!! *選択体験
       ①エコ・クッキング
       ②節水実験
       ③節電実験
       ④省エネ行動トランプ
ステップ5 【実践活動の評価・改善】持続可能な社会に向けて発信するぞ!
ステップ6 【事後学習】自分の生活を振り返ろう

仕様

判型 A4
ページ数 132
価格 本体2,800円(税抜)
定価3,080円(税込)
ISBN 9784304021855

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