松原伸一著
本書は,ICT活用により人間の能力の拡張ができるように,新教養としてのArts,すなわち,Fine Arts, Musical Arts, Literary Arts, Liberal Arts, Industrial Arts,…のように各種のArtsを,ICTを活用することで人間の能力を活用できる“新教養”として位置づけ(これを“広義芸術”と呼んでいる),このような新教養人を“Arts-ist”と提案しています。
本書では,「感性に響く」ことをコンセプトにし,音楽を話題に展開しています。「ICT超活用・AGAA超展開」プロジェクト“Arts-istとその仲間たち”を設定し,「ネットの森に住む少年はいつもひとりぼっち」をテーマとして,まるでオペラのようにRecitativo(叙唱)から始め,第1幕,第2幕,…と展開し,各幕は,第1章,第2章,…に対応させています。
まえがき
Recitativo(叙唱)
第1章 芸の世界 広義芸術という新しい教養
メッセージ1 ピアノとパソコン
1-1 人生設計と時間
1-2 デュアルワールド
1-3 人間性への回帰
1-4 芸活への展開
第2章 知の世界 人間知能と人工知能
メッセージ2 知は人間だけのもの?
2-1 知の理論
2-2 情報の知
2-3 デジタルの知
2-4 バーチャルの知
第3章 音の世界 音の3つの理論
メッセージ3 C#とは? 音楽とコンピュータ
3-1 音と楽器
3-2 音の理論1:音響
3-3 音の理論2:音源
3-4 音の理論3:音楽
第4章 曲の世界 音楽とコンピュータミュージック
4-1 像作り
4-2 詞作り
4-3 場作り
4-4 曲作り
あとがき
編著 | 松原伸一 |
判型 | A5 |
ページ数 | 80 |
価格 | 本体1,200円(税抜) 定価1,320円(税込) |
ISBN | 9784304021862 |