平成29年3月に告示された図画工作の新しい学習指導要領を、改訂に携わった編著者らが具体的にかみ砕いてわかりやすく解説しています。現場の先生方だけではなく、これから教員を目指す学生さんにもおすすめできる内容です。
カラー刷りの本文ページには、作品や活動の様子をわかりやすく掲載しています。また、表紙カバーの裏側には、カラー刷りの見やすい学習指導要領一覧表を収録していますので、本文と照らし合わせながら読み進めることで、理解がさらに深まります。
現場の先生方にもご協力いただき、各学年、各領域について、合計17の展開例を収録していますので、移行期からお役立ていただけます。
図画工作科の授業はもともと主体的・対話的なものですが、本書では具体的な展開例を豊富に収録するとともに、さらに各題材において「主体的・対話的で深い学びのために」の項目を設け、深い学びを実現するための手立てや考え方を紹介しています。
全体の構成と改訂のポイントに加えて、三つの資質・能力を育てるために具体的にどうすればよいのかをQ&Aでていねいに解説し、授業への生かし方の疑問に答えます。
学習指導要領を多面的・重層的に理解・活用できるように、巻末には資料として、「図画工作科学習指導要領新旧対照表(ワンポイント解説付き)」「中学校美術科学習指導要領(抜粋)」「小学校生活科学習指導要領」「特別の教科 道徳 学習指導要領(抜粋)」を収録しました。
編著 | 小林貴史、北澤俊之、小林恭代、大櫃重剛 |
判型 | B5 |
ページ数 | 112 |
価格 | 本体2,300円(税抜) 定価2,530円(税込) |
ISBN | 9784304031137 |