中学生のための学校生活のマナー
特徴
「刊行のことば」より
人間と人間を結びつける力は、思いやりの心です。
相手を思いやる心さえあれば、人間関係は必ずうまくいくものです。
人を愛し、人に愛されて生きることが、生涯、最も幸せな生き方ではないでしょうか。
現代社会の一部では、利益で離合集散して人々を苦しめています。利益はその時の接着剤にすぎません。
人間にふさわしい生活を営むためには、仲間同士が、利益を抜きにして、相手を思いやる心がなければなりません。
私たちは、子どものときから、相手を思いやる心とマナーを身につけて、21世紀を生きる人々が豊かな人間関係を保てるよう祈ってこのシリーズを企画・出版いたします。
目次
I 授業中のマナー
- 制服はきちんと着て授業に出よう
- 授業開始時間には自分の席についていよう
- 授業開始・終了の挨拶をきちんと交わそう
- 授業に必要な物は十分にチェックが必要
- 和やかな雰囲気の中にも節度が大切
- 質問は必ず手を挙げて許可を求めよう
- 指名されたときは「はい」と返事をして起立しよう
- 提出物の期日をきちんと守ろう
- 前の授業が終わったら後片づけをしておこう
- 集中力を発揮して真剣に授業を受けよう
- おしゃべりは授業進行の妨げになる
- 授業中の居眠りは先生に対して失礼
- 授業に関係のない物品は持ち込まない
II クラブ活動のマナー
- 入部前にいろいろなクラブを見学しよう
- 部員の出欠の確認をきちんととろう
- 集合時間を守るのは部員のつとめ
- 部室は常に整理・整頓しておこう
- クラブ活動の場所は大切に使おう
- 事前の準備運動・整理運動は十分にやろう
- チームワークを大切にしよう
- いつもさわやかに身だしなみを整えておこう
- クラブ用具・備品を大切に扱う
- 下校時間を守って練習に励もう
- 試合はクラブ活動の成果を問う場
- 皆の意見は素直に真面目に聞こう
- 上級生・下級生の間の良い関係を築こう
III 友だち付き合いのマナー
- 常に相手の立場になって考えよう
- 友だちの嫌がることはしない
- 間違いを指摘されたら素直に改めよう
- 自分が悪いと認めたら、いさぎよく詫びる
- 言葉の暴力には気をつけよう
- 約束したことは、きちんと守ろう
- 約束の時間には遅れないように行く
- 悩みごとや相談ごとは真剣に聞いてやろう
- 陰口やうわさ話、悪口は慎もう
- 友人宅を訪ねるときのマナー
- 友だち同士の金銭貸借は避けよう
- 仲良しグループだけに閉じこもらない
- 借りた物は忘れずに必ず礼を述べて返そう
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IV 団体行動のマナー
- 団体行動のための準備について
- 集合から出発までの注意事項
- バス旅行の上手なすごし方とマナー①
- バス旅行の上手なすごし方とマナー②
- 宿舎に着いたらまずすることは
- 宿舎に着いて十分に気をつけたいこと
- 洗面所や浴室を汚さないようにしよう
- 消灯時間・起床時間を守ろう
- 街へ出てからの上手な時間のすごし方
- 宿舎を出立するときはお礼の言葉を
- 各種行事後の自由時間のすごし方
- 体調が良くないときのすごし方
- 登山中の行動(班長のリードに従う)
- スキーのマナー
V 社会見学のマナー
- 社会見学は目的意識をもって見て回ろう
- 集合場所には遅れずに集まろう
- 目的地へ着いても勝手な行動はとらない
- 展示物に触れたり、写真撮影はしない
- 解説者の説明は静かに聞こう
- 展示物に対する中傷発言はタブー
- 見学コースに飲食物は持ち込まない
- 不必要なパンフレットの多量持ち出しは厳禁
- 社会見学には真面目な態度で臨む
- 大きな声のおしゃべりは雰囲気をこわす
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仕様
判型 |
A5 |
ページ数 |
136 |
価格 |
本体780円(税抜) 定価858円(税込) |
ISBN |
9784304042003 |