新しい題材・指導事例集 家庭分野
特徴
新学習指導要領・移行期に対応した題材・指導事例を30事例掲載。事例のおすすめポイント,評価のポイントがわかりやすく例示してあり,指導場面が具体的にイメージできます。
新学習指導要領,3年間を見通したカリキュラム案の例示
年間指導計画を立てる際には,地域や学校の背景や生徒の実態をふまえて,生徒に育てたい力を明らかにします。
それぞれのカリキュラムの例は,3年間を見通したストーリー性のあるものです。小学校家庭科との関連も考慮した知識・技能の習得をめざしたカリキュラム案を複数例示しています。
次の3つの視点でのカリキュラム構成案を具体的に示しています。
- 3年間で生徒が自分の最も近いところから将来に展望を開いていくためのテーマをどう取り上げていくか
- テーマにそって,探求のための小集団をどう発展させていくか
- 3年間の中での自立度の「ふり返りとデザイン」
移行期にも対応! 31の題材・指導事例を掲載
本書は「第1部 新教育課程と新学習指導要領編」と「第2部 題材・指導事例編」で構成され,第2部では,限られた時間の中での授業や教材の工夫事例を,新学習指導要領の内容構成に沿って31例掲載しています。
新学習指導要領の「A 家族・家庭と子どもの成長」「B 食生活と自立」「C 衣生活・住生活と自立」「D 身近な消費生活と環境」の4つの分類に沿った事例とA~Dを包括した,複合的題材も掲載しています。
授業展開例,評価のポイントをわかりやすく掲載
各実践題材について,それぞれの授業展開例や評価のポイントを掲載しました。実際の指導場面が具体的にイメージできるので,安心して授業に取り組むことができます。
授業で用いたワークシートや教材の例も示しています。豊富な題材・指導事例から先生方の指導にあった題材を選び,ご活用いただけます。
目次
まえがき
第1部 新教育課程と新学習指導要領 家庭分野編
- 中学校新教育課程の概要
- 中学校新学習指導要領(技術・家庭)
家庭分野
新学習指導要領の解説
技術分野
小学校家庭
- 3年間を見通した年間指導計画の例
〈家庭分野〉のカリキュラムの再構成例
第2部 題材・指導事例編
A 家族・家庭と子どもの成長
- 自立について,家族について考える
- わたしの成長と家族-自分の成長をふり返る-
- わたしはだれ?
- 家族と家族関係について考えよう
- 家族の一員としてできること-家族のために今できることを考えよう-
- 異世代の人々との心豊かなふれあいを通して
- 幼児の生活に関心をもつ-幼児とのふれあい活動を通して-
- 幼児の遊びの意義
- 幼児の遊びを知ろう
- 幼児とふれあおう-1日保育士にチャレンジ-
- 子どもが育つよりよい生活環境をめざして-今,わたしたちにできること-
- 幼児とのふれあいから家族の役割を知る-幼児とその家族を学校へ招待-
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B 食生活と自立
- いちごジャム作りを通してみえるもの
- 食品添加物でオレンジジュース作り
- 1時間で行う調理実習-青菜のごまあえと豚汁-
- 1時間で夕食のメニューの調理実習をする
- 栄養満点 まごころ弁当を作ろう
- 旬の食品,地域の食材を利用した調理をしよう
- 手作り味噌を作ろう
C 衣生活・住生活と自立
- ダイヤモンドランキングを取り入れた参加型学習-既製服を上手に選択しよう-
- 布を用いたものの製作-トイレットペーパーカバーを作ろう-
- フリース布でオリジナルクッション作り
- 思い出をつめたリメイク・バッグの製作
- 「ものづくり」から,グリーンコンシューマーとしてわたしたちにできること
- ハーフパンツ製作に挑戦
- YUME部屋作り-わが家の安全で快適な住まい方-
- 住生活の実践-実演しながら情報交換しよう-
D 身近な消費生活と環境
- 消費者としての自覚をもとう
- インターネット社会をかしこく生き抜こう
- よりよい消費生活を送る力を高める
- 消費生活を環境の視点で見つめ直す
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仕様
判型 |
B5 |
ページ数 |
160 |
価格 |
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ISBN |
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