ホーム販売カラー版イージェストシリーズ ガリバー旅行記

カラー版イージェストシリーズ ガリバー旅行記

カラー版イージェストシリーズ ガリバー旅行記

この本を読むみなさんへ

みなさん、英語の勉強はおもしろいですか。  
英語の勉強には、一歩一歩教科書を学習していくことが大切です。でも、ただ教科書を学習するだけでなく、英語で会話をしたり、物語を読んだり、手紙や日記を描いたりするようにならなければ、本当に英語をマスターしたことにはなりません。それに英語の本当のおもしろさもわからないでしょう。  
この本は、みなさんがこれまでに学習した事柄だけで読めるように、やさしい英語で書かれた楽しい読み物です。世界的な名作が、みなさんの英語の力で読めるのですから、すばらしいと思いませんか。この本はそのために、以下の5つの工夫をしています。  
楽しみながら呼んでいるうちにいつのまにか英語に慣れ、知らず知らずのうちに英語の力がついていくことでしょう。

本書の構成

くわしい脚注

各ページの下に、単語や語句などについての注釈(脚注)を適宜、提示しています。 辞書を引くために中断しなくても、物語を読みすすめることができるようにしました。 もちろん、脚注を見ずに単語の意味を推測するなどして読み進めることでより読解力の力をつけるトレーニングをすることもできます。

日本語の紹介文

興味をもって読みすすめることができるように、各章ごとに簡単な物語の紹介文を日本語で入れてあります。 この紹介文は、ページ下の単語や熟語の解説欄の冒頭に配置してあります。

要点

物語の中に出てくる重要な文法や文型などは、各章の終わりに「要点」として、まとめて出してあります。 単語の過去形や、構文、用法などの解説ですが、要点に書き出されている内容は、基本的な事項であったり、試験等で出題されることもあるものですので、この機会に頭に入れておきましょう。

内容理解

物語の内容がよくわかったかどうか、自分でチェックできるように各章の終わりにやさしい問題を設けてあります。 これを解くことによって、ただ英文を読むだけではなく、きちんと理解できているかを確認できます。問題は空所補充や英語で解答するものなどを用意しました。

楽しいさし絵

見開き2ページに1箇所の割合で、2色刷りのさし絵(イラスト)を配置しました。たくさんイラストを配置することで読者の創造力をかきたてるだけでなく、英文を理解するときにも役立ちます。

物語紹介

 この物語の作者Jonathan Swift(ジョナサン・スウィフト、1667-1745)は、アイルランドのダブリンで生まれた。
 アイルランドとイングランドを舞台に聖職者やジャーナリストとして活躍した。
 しかし今日では、Swiftの名は「ガリバー旅行記」その他の風刺小説の作者として有名である。

 Swiftは、この物語の中で4つの空想の国を描いた。
小人国、大人国、鳥の国、馬の国の4つである。
主人公のガリバーは、航海中に難破して次々にこれらの国に漂着し、不思議な体験をする。
Swiftは、この物語の中で、当時の政治や宗教ばかりでなく、人間そのものの弱点をも風刺した。

 Swiftは、この物語を大人の読み物として書いたのであるが、今日では少年少女向けの物語としてやさしく書き直されてい、特に小人国と大人国の部分が広く愛読されている。
本書は、小人国の部分だけをやさしく書き直したものである。
しかし、卵の割り方の違いで小人国が二分しているところなど、社会風刺の一端が窺い知れて興味深い。

この本で学ぶ文型と文法

  1. 主語+動詞(be動詞以外)+補語
    The King <became> my firend. p.24
  2. 主語+動詞+目的語(不定詞・動名詞)
    I wanted <to be> a sailor. p.1
    The people stopped <shooting> at me. p.9
  3. 主語+動詞+間接目的語+直接目的語
    <Give> me some food. p.11
    His food <costs> us a large sum of money. p.23
  4. 比較級・最上級
    One of them was <older than> any other one. p.9
    It was <the largest> building <in> the whole country. p.18
  5. 過去形・過去進行形
    I <left> school when I was seventeen. p.1
    A ship <was going> to sail from Bristol. p.2
  6. 未来のことを表すとき
    He <is going to> take me to the city. p.16
    I <will> break all these strings. p.8
  7. 受動態(受け身)
    We <were> all <thrown> into the sea. p.2
    I <was carried> by the wind and water. p.3
  8. 不定詞(to+動詞の原形)
    The ship began <to sink>. p.2
    I went to the ship <to see> the captain. p.2
  9. 動名詞(動詞の原形+ing)
    The people stopped <shooting> at me. p.9
    The boat is good enough for <sailing>. p.41
  10. 助動詞
    (1)必要・義務・当然を表すとき
    We <must> (not) kill the Big Man. p.23
    I <had to> lie there on my back. p.6
    The Big Man <shall> not walk over the fields. p.27
    You <should> not treat them as slaves. p.35-36
    (2)許可を表すとき
    You <can>not go home now. p.25
    You <may> break either end of an egg. p.31
    (3)推定(~かもしれない)・確信(~にちがいない)を表すとき
    The Big Man <may> harm the people. p.23
    That <must> be my hat. p.26
    (4)可能性を表すとき
    I <was able to> speak their language. p.24
    (5)相手の意向を尋ねるとき
    What <shall> we do? p.32
    (6)相手に依頼するとき
    <Will> you kindly give me some food? p.41

仕様

判型 A5
ページ数 48
価格 本体359円(税抜)
定価395円(税込)
ISBN 9784304010170

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