ホーム中学校技術1人1台の環境をより活用するツールのご紹介~奥田昌夫先生1人1台時代の授業ツール「伝思黒板」のご紹介

1人1台時代の授業ツール「伝思黒板」のご紹介

伝思黒板について

 弊社Webサイトで,中学校技術・家庭 技術分野の,ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングを体験できる「ねそプロ」(http://www.kairyudo.co.jp/contents/02_chu/gijutsu/r3/nesopro/index.htm)をご提供いただいた,岩手県一関市立花泉中学校の奥田昌夫先生より,新しいツール「伝思黒板」をご紹介いただきました。
 GIGAスクール構想において実現される「児童生徒1人1台コンピュータ」を活用するためのソフトウェアです。一斉指導時のやり取り,既習事項の確認,意見交換などができ,それを記録として残すことで評価に活用できます。

制作者からひと言・・・奥田 昌夫 先生(一関市立花泉中学校)

 このソフトの構想基本は,今から13年前に遡ります。2007年にiPod touch(初代)が発売になりました。Webページを表示できる音楽プレーヤー(機器)を見た瞬間,「これを,授業で使いたい」と思い,ソフトを作成しました。
「学習支援ツール i-Classroom」
http://www1.iwate-ed.jp/tantou/joho/network/i-Classroom/index.html
 コンピュータを有効活用して記録と共有をすることで,一斉授業の良さを生かしながらもっと面白い授業ができそうだと考えたためです。
 当時はHTML5が普及する以前であり,ページ書き換えだけで教師と生徒の情報のやり取りを行いました。予算がなくiPod touchを生徒人数分そろえることができなかったので,このソフトを使った授業実践は行うことができませんでした。
  時代はめぐって令和,GIGAスクールにより1人1台のコンピュータが配布されます。「今度こそ,活用できる!」と考えて作ったのが「伝思黒板(でんしこくばん)」です。

伝思黒板の使い方

  1. 作動環境
    • Webブラウザで作動します。
    • Chrome,Edge,Safari,IE で作動します。
    • Webページの教材ですので,iPad,Androidタブレットでも作動します。

    ※ ローカルで利用する場合には,XAMPP等のサーバに入れて作動させてください。
       → 作動要件:php,SQLite3


  2. 教材のURL
  3. 以下にアクセスしてお使いください。
    https://kaihatuiinkai.jp/densikokuban/


  4. 伝思黒板の基本
  5. (1) 「先生用ソフト」と,「児童・生徒用ソフト」の2種類があります。
    (2)「先生用ソフト」から,「児童・生徒用ソフト」に文字や画像を転送します。
    ※詳細は,教材のURLからご確認ください。