新学習指導要領を創造的に実現する教師力の開発 -豊かな対話を通して「問い」を組み立てる-
開催地 | 奈良県 |
期日 | 第1会場 2018年9月28日(金) 第2会場 2018年9月29日(土) |
教科 | 全教科 |
会費 | - |
定員 | - |
会場 | 奈良教育大学附属中学校 第1会場 〒630-8113 奈良市法蓮佐保田町2058-2(通常学級) 第2会場 〒630-8301 奈良市高畑町 奈良教育大学内(特別支援学級) |
関連サイト | http://www.nara-edu.ac.jp/JHS/ |
いま、私たちはグローバリゼーションの波と共に、将来が見通せない不安を抱えたまま社会の転換点に立たされています。子どもたちの「何を学んだのだろうか?」という内省は、誰と共に、どこで、何をするのか?という開かれた対話を求める「問い」として展開されることが求められています。つまり、従来の「学力」観ではおさまりきれない教育の質の転換が学校現場に問われているといえます。その従来型の「知識伝達型」の授業からの転換が学校現場に求められ、とりわけ「教師のあり方」、つまり「授業実践のあり方」を根本のところから揺さぶってきます。その方向性を打ち出したものが「新学習指導要領(平成29年3月公示)」であり、主体的、対話的で深い学びを目指したアクティブ・ラーニングの提案であると私たちは受け止めています。
本研究主題は、「新学習指導要領」を創造的に実現できる「教師力」とは何かを各教科が問いかけ、1人の教師として、また現場で苦悶している若い教師の中に「教師力」がどのように育っていくのか、その教室内外での授業実践を、「豊かな対話を通して『問い』を組み立てる」を基調として提案していくものです。
私たちの実践研究は、対話と協働による学びを通した自己の変容と、社会参画の主体形成にあります。子どもたちの「つぶやき」や「語り」の変容を読み解き、次の学びのステージに向かっていける納得と「自己の学びの物語」の形成に注目します。このような研究に取り組んでいます。どうぞお越しくださいませ。
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