「主体的・対話的で深い学び」の視点から「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実し、授業改善を図るうえで、積極的な活用が推進されている学習者用デジタル教科書。 Junior Sunshineの学習者用デジタル教科書には、デジタルならではの多彩な機能を掲載しています。
 このたび、学校現場で実際に活用されているお二人の先生に、ご実践に基づいた効果的な使い方を教えていただきました。その中から厳選した「基本機能を使ってできる10のこと」を紹介します(全4回)。

朗読機能
できること 01

聞きたい音声を、いつでもすぐに
くり返し確かめることができる

デジタル紙面上の聞きたい英語をクリックすると、ネイティブ・スピーカーによる音声が再生されます。 機械音声ではないので、不自然さはなく、自然な英語の音声を聞くことができます。日本語の文の音声も聞くことができます。 朗読の速さは「ゆっくり」「ふつう」「はやい」の3段階から選べます。

5年 Lesson7
(5年 Lesson7)

自分のペースで学べる

 Let’s TryやActivity、Story Timeなどは、1文ずつ音声を再生することができます。 やり取りや発表の言語活動に向けて、児童が自分の言いたい表現を音声で確認することが可能です。 また、中間指導や友だちとのやり取りの中で、相手により伝わるように、話す練習をしたり伝える内容を工夫したりする際にも役立ちます。

山口先生

「あれは何て言ったかな」とつぶやきながら、前に学習した単元のページに戻って、音声を確認する児童の姿が見られます。 わかるようになるまで何度も聞けるところがいいですね。くり返し聞いて、まねをすることが話す自信につながります。

英語の音声から文字への学習に生かせる

 言語活動において、自分の伝えたい考えや気持ちにふさわしい語句や表現を選ぶために、 この朗読機能を使い、「英語ではどのように言うか」を確かめているうちに、児童はおのずと英語の文字を見ながら音声を聞き、音声と文字と意味を結びつけていきます。 このことがLet’s Listen and ReadやLet’s Read、Story Timeで、音声で十分に慣れ親しんだ語句や表現を読む学習に生かされています。

山口先生

語句や表現に音声で十分に慣れ親しみ、互いに考えや気持ちなどを伝え合う活動を行ったあと、 「今やり取りしたことを文字で書くとこのようになります」と言って、指導者用デジタル教科書の Let’s Listen and Readの動画を見せています。音声に合わせて文字の色が変わるので、 視覚的に音声と文字を結びつけやすくなっています。また、QRコンテンツを利用して、児童に音声を聞かせながら文を指で追わせたり、ペアで読ませてみたりする活動も行っています。 さらに、この活動のあとは、書く活動につなげることもできます。

左:(指導者用デジタル教科書コンテンツ6年Lesson 7)、右:(QRコンテンツ6年 Lesson 7)
(左:指導者用デジタル教科書コンテンツ6年Lesson 7、右:QRコンテンツ6年 Lesson 7)

必要な情報を音声で確かめられる

 日本語指導が必要な児童など、読むことに難しさがある児童が、必要に応じてめあてや指示文などを音声で確認することができます。

(5年 Let’s Check ①)
(5年 Let’s Check ①)

英語の授業には欠かせない音声を、いつでもすぐに確認できる「朗読機能」。ぜひ、ご活用ください。
 第2回は「ふせん機能」と「図形・スタンプ機能」をご紹介します。お楽しみに。