こんにちは!開隆堂家庭科編集部です。このコラムでは、家庭科の先生方の日常や授業に役立つ情報を発信しています。
今回は“サステナブルな製作実習”をテーマにお届けします。

サステナブルな製作実習とは?

サステナブル(Sustainable)とは、環境・社会・経済のバランスを保ちながら、将来の世代の資源や暮らしを損なわずに今の豊かさを続けられる「持続可能」な状態や取り組みを指します。

製作実習を行ったときには余り布が出ることがあるかと思います。今回は、余り布を使った製作例をご紹介します。実習で早く作品を完成させた児童・生徒に、残りの時間で作れるような作品です。

暮らしがさらに豊かになるような作品を、余り布をむだにしないサステナブルな製作実習で取り組んではいかがでしょうか。

サステナブルな製作実習1
コースター

完成したコースター

材料・用具(コースター1まい分)

○10㎝大の布 2まい
○ミシン糸
○さいほう用具
○ミシン
○アイロン

作り方

① 返し口をあけて、はしから1cmのところにしるしをつける(2まいともに)。
② 布を中表にして合わせる。返し口をあけて1周ぬう。
③ 返し口から布を表に返す。4つの角はリッパーなどを使って形を整えるときれいに角が出る。アイロンをかける。
④ 周りを1周ぬう。

コースターの作り方①
コースターの作り方②
コースターの作り方③
コースターの作り方④

サステナブルな製作実習2
ブックカバー

完成したブックカバー

材料・用具(文庫本サイズブックカバー)

○布(表布:18cm×52cm、うら布:18㎝×22cm)
○ミシン糸
○ミシン
○さいほう用具
○アイロン

ブックカバーの布の寸法

作り方

① 表布の表側を下にして両はしを7cm折り、アイロンをかける。
② ①を表に返し、両はしを7㎝折り、アイロンをかける。
③ ②の折りたたんだ表布にうら布を中表で重ねて上下のはしから1cmにしるしをつけ、まち針でとめる。
④ 重ねた布の上下のはし1cmをぬう。
⑤ 表に返して形を整え、アイロンで仕上げをする。

ブックカバーの作り方①
ブックカバーの作り方②
ブックカバーの作り方③
ブックカバーの作り方④
ブックカバーの作り方⑤

サステナブルな製作実習3
布を合わせたランチョンマット

完成したランチョンマット

材料・用具(35×45㎝サイズのランチョンマット)

○布(37cm×47cmになるように・2まい分)
○ミシン糸
○ミシン
○さいほう用具
○アイロン

作り方

① 37㎝×47㎝になるように、余り布どうしをぬいしろ1cmでぬい合わせる。2まいつくる。
② ①の布2まいを中表にする。返し口をあけてしるしをつける。
③ ②の布を、返し口をあけて1周ぬう。
④ 表に返して、はしミシンを1周かけ、アイロンで形を整える。

ランチョンマットの作り方①
ランチョンマットの作り方②
ランチョンマットの作り方③
ランチョンマットの作り方④

おわりに

いかがでしたでしょうか。児童・生徒に配布しやすいように下記リンクから作り方をダウンロードしてお使いいただけます。作業の終わった児童・生徒の取り組みや、家庭実践にご利用ください。製作実習の授業を通して環境について考え、実際に製作をすることで実感を伴った製作実習となる一助になりますと幸いです。

📄 コースターの作り方(PDF) 📄 ブックカバーの作り方(PDF) 📄 ランチョンマットの作り方(PDF)