こんにちは、Sunshine英語部です。開隆堂出版株式会社は、2026年3月で創立100周年を迎えました。100周年企画として過去の中学校英語教科書の歴史をご紹介してきましたが、今回はついに現在まで続く『サンシャイン』についてです。
1.進む国際化に対応する教科書『サンシャイン』
昭和62年度(1987年)に『ニュープリンス』の後継教科書として『サンシャイン』が誕生しました。この時代は経済の国際化や情報化が進み、国際舞台におけるコミュニケーションツールとしての英語が改めて重要視されるようになりました。日本を訪れる海外の人々が増加したことを受け、サンシャイン1年生の冒頭の単元ではジャック&ベティやニュープリンスとは異なり、初めて日本が舞台となりました。
平成5年度版(1993年)ではさらに国際化を意識し、日本人やアメリカ人のキャラクターだけでなく、イギリス人や中国人の同級生も登場します。サンシャインは社会情勢を反映し、英語を身につけるだけでなく「世界への扉を開く教科書」として多くの生徒たちの手に渡りました。
2.サンシャインの代名詞 My Project、そして Our Project へ
平成24年度版(2012年)サンシャインでは、「My Project」というコーナーが新たに登場しました。これは、4技能を総合的に扱うパフォーマンス活動を行うページであり、各学期末でのパフォーマンステストとして使用できる点が多くの先生方のご支持を得ました。また、My Projectに向けて段階的に力を養うバックワードデザインで教科書が構成されており、3年間の学習の見通しをもって指導しやすい点と併せて評価され、この教科書は大きく採択部数を伸ばしました。さらに令和3年度版(2021年)のサンシャインでは、協働的な学びを重視する観点から「Our Project」と改め、現在の教科書まで引き継がれています。
3.30年以上続くサンシャインの進化
平成14年度版(2002年)で初めて全ページがフルカラーとなる、平成24年度版(2012年)ではAB判に判型が拡大される、令和3年度版(2021年)では初めて教科書に二次元コードを用いたコンテンツが導入される…といったさまざまな進化を経て、現在の令和7年度版(2025年)サンシャインに至っています。
どの時代の教科書でも、時代背景に合わせながら「実践的な英語力」が身につくよう編集されてきました。次期指導要領では報道されているとおり、紙の教科書に加えてデジタル教科書、そして紙とデジタルを融合させた「ハイブリッド教科書」が正式な教科書となる大転換期を迎えようとしています。Sunshine英語部員もアンテナを張り巡らせて、どの形態でも使いやすくおもしろい教科書を提供できるよう努力を続けていきます!
3回にわたって、開隆堂の中学校英語教科書の歴史を振り返ってきました。100周年という大きな節目を迎え、私たちの「次の100年」は既に始まっています。新たな未来へと歩み出す開隆堂を、これからもどうぞよろしくお願いいたします!
この記事を書いた人:
奥さん
部員紹介
ブチョウ
部下思いの英語部リーダー。ただし愛情表現が「無茶ぶり」という名の試練になりがち。今日も笑顔で新たなミッションを準備中。
マリポフ
最近のマイブームは刺繍で、手づくりのポーチなど小物に挑戦中。初心者の道は険しくも楽しい!
奥さん
元卓球部カットマン。ブチョウの無茶ぶりをさばく達人。趣味は野球観戦。
リトルミイ
夢はフィンランドの湖畔で編み物。ブチョウの話に頻出する「アレ」を他の部員に通訳するのが特技。