
こんにちは、Sunshine英語部です。 第2回となるこの記事では、季節コラムとして、「雨」にまつわる英語ネタをお届けします。
雨にまつわる英語表現
6月は雨でジメジメした日が続きますね。梅雨は雨季(rainy season)の一種と言えますが、東アジア特有の気象現象なので、英語でピッタリ「梅雨」に当てはまるフレーズはないようです。
rain を使ったイディオムとしては、“rain cats and dogs”(雨が激しく降る)が知られています。初めてこの表現を見たときに、「ネコやイヌが降ってくるの?」と困惑した人もいることでしょう(かく言う私もその一人です)。どうしてこの表現が使われるようになったのかは諸説ありそうですが、現在は日常会話ではあまり使われないようです。

教科書では2年生Power-Up 1「天気予報を聞こう」(p.29)で“shower”(にわか雨)という単語を取り上げました。雨にまつわる英語表現には、ほかにも“It’s pouring here in Fukuoka.”(こちら福岡は土砂降りです。)や“There will be light drizzle in the evening.”(夕方には小雨が降るでしょう。)などがあります。
また、“take [have] a rain check”(またの機会にする)という表現もあります。元々“rain check”はスポーツの試合などが雨で中止になった際に受け取る「雨天順延券」を指していますが、転じて上記のような意味で使われるようです。相手のお誘いに対して“No, I can’t.”よりも、「今回は断るけど、次回また誘って!」というニュアンスが出る “I’ll take a rain check.”や“Can I have a rain check?”のほうが、相手に配慮した断り方でしょう。
梅雨明けとともに本格的な夏が始まりますね。Be careful of heatstroke!(熱中症に気を付けて!)

この記事を書いた人:
マリポフ
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