表紙

  「やってみたいな」と思う気持ちを児童に育む魅力的な表紙

表紙は教科書の「顔」です。実際の授業の中から生まれた、児童に「自分もやってみたいな」と感じさせるような、魅力的な絵画作品を表紙に掲載しています。これから始まる造形活動への意欲が高まります。


1・2年上巻 1・2年下巻 3・4年上巻


3・4年下巻 5・6年上巻 5・6年下巻

表紙作品の解説

裏表紙では、表紙掲載作品の全図を解説とともに掲載しています。

くものうえのビックリランド
(画用紙、クレヨン、絵の具 / 38×54cm)

雲の上に思いついた世界を表しています。クワガタや魚といった生き物に電車を組み合わせて、自分の好きな世界を想像を広げて表した1年生らしい作品です。

いろいろな形や色の「えのぐ島」
(画用紙、絵の具 / 38×54cm)

大きな筆にたっぷりと絵の具をつけて、大小のさまざまな島を下がきをせずにいろいろな色で表しています。のびのびと表現した低学年らしい作品です。

チョウのパーティー
(雑材版画 / 39×39cm)

同じ版を色を変えて重ねたり並べたりして表しています。版画のよさを効果的に生かした3年生らしい作品です。

海にもどるカメ
(色画用紙、絵の具 / 42×55cm)

絵の具のいろいろな技法を試して、できた紙を再構成して表現しています。技法を試すことから生まれた自分だけの色紙が映えるように黒い色画用紙に貼って表現した4年生らしい作品です。

アリから見た春
(画用紙、絵の具、クレヨン / 38×54cm)

アリになった気持ちで描いている。視点を工夫して下から見た世界を描画材料の組み合わせを考えて表した高学年らしい作品です。

歓喜
(画用紙、絵の具 / 54×38cm)

近くの選手を大きく、遠くの観客席を小さく描き分けています。基礎的な遠近法を効果的に使って表現した6年生のよさが表れた作品です。

題字の解説

書名の題字は、それぞれの学年で扱う材料で実際につくっていますので、材料の可能性を児童に気づかせる各学年の導入として扱うことができます。

3・4年上巻 題字
3・4年で学習する「カラフル粘土」を用いて全体の形をつくり、ビー玉や身近な材料で装飾して仕上げました。カラフル粘土は紙粘土に絵の具を混ぜてすきな色の粘土を自由に作成できます。本文題材では、この「カラフル粘土」を用いて生活に役立つものを製作しています。

1・2年上巻
1年生で使う毛糸を使ってつくりました。

1・2年下巻
2年生で使うお花紙を使ってつくりました。

3・4年下巻
4年生で使う紙テープに身近な材料を組み合わせてつくりました。

5・6年上巻
5年生で使う片面段ボールに身近な材料を組み合わせてつくりました。

5・6年下巻
6年生で使う木と金属部品を組み合わせてつくりました。


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