中学生として、快適に楽しい毎日を送るために守っておきたい約束事をまとめました。本書で得る知識は、中学時代のみならず、一生を通じて役立つ重要なものばかりです。
本書は中学生のための「マナー」の本です。
マナーというと、テーブル・マナーを思い浮かべるかもしれませんが、それだけではありません。日常生活の中の決まりごとや礼儀・作法もマナーです。食事をするときの作法、電話のかけ方、手紙の書き方から、目上の人に対する礼儀、友だちへの心遣い、グループのなかでの守らなければいけないルールなども、みんなマナーです。
では、どうしてマナーを守らなければならないのでしょうか。
私たちは、一人では生きていけない生き物です。人との触れ合いなしに生活することは不可能です。また、みんなが互いに助けたり助けられたりしながら日々の生活を送っています。その上、異なった環境に育ち、違った考え方をもった大勢の人たちが、みんな一緒に生活しています。
そんな、人と人とのかかわり合いの中で、それぞれの人が気持ちよく快適に過ごすために、守らなければいけない約束事が必要になってきます。もし、その共通した約束事を守らない人がいたとしたらどうなるでしょうか。
順番を無視して割り込んできたり、みんなが通る道を汚したり、挨拶もできなかったりしたら、楽しい気分で生活できなくなってしまうでしょう。
だから、共通の約束事としてのマナーが必要になり、そのマナーを守って生活していくことが大切なことになってくるのです。
これらマナーは、形式ばったものではなく、相手を思いやる心が、長い年月をかけて“実体”として現れたものとも言い換えることができます。ですから、「思いやり」という心から出発すれば、自然と礼儀や作法といった形になってくるのです。
難しく考えることはありません。
もしみなさんが「こんなとき、どうしたらいいんだろう」と迷ったとき、「マナー」は、「こうしたらいいよ」と教えてくれます。そしてそれは、これまでに考えられてきた一番いい方法でもあるのです。
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本書で取り上げている64のマナーには、それぞれ納得のいく意味があります。各マナーの説明ぺージではその意味、立居振舞、注意点などを事細かに解説しています。 また、豊富なイラストによる解説も掲載していますので、イメージしやすくなっています。 |
きみの気持ちをうまく相手に伝えよう
家族の一員として知っておきたいこと
人との触れ合いを大切にしよう
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覚えておくときっと役に立つ礼儀と作法
どこにでても恥ずかしくない食事のマナー
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判型 | A5 |
ページ数 | 144 |
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