5年生ではじめて学ぶ家庭科に、子どもたちはわくわく・どきどきしています。
子どもたちのわくわく・どきどき感を喚起し、「知りたい」「できるようになりたい」という子どもの思いや願いを持続させながら「わかった」「できた」という授業をしたいものです。
では、はじめて家庭科を指導するにあたって、教師はどのような準備をすればよいでしょうか。
教師自身が楽しみながら自信をもって生き生きと指導すれば、子どもたちも家庭科学習が好きになり、家庭科の時間が楽しくなることでしょう。
本書は、これから家庭科の授業にチャレンジしようという先生方の要望に応えるために2008年に編集された家庭科指導入門書を、学習指導要領の改訂に伴って、内容を見直し、新しい学習指導要領に沿って再編集したものです。
子どもたちが家庭科学習を通して、「おもしろい」「もっとやってみよう」と実感したとき、その輝く表情は、教師にとって何よりも手ごたえと励みになって、家庭科指導への喜びになっていくことでしょう。
本書が、そのための一助となりますことを願っています。
編著 | 内野紀子、鳴海多恵子、石井克枝、堀内かおる |
監修 | 櫻井純子 |
判型 | B5 |
ページ数 | 112 |
価格 | 本体2,000円(税抜) 定価2,200円(税込) |
ISBN | 9784304021565 |