ホーム販売新学習指導要領を読み解くよくわかる図画工作科学習指導要領ビジュアル解説

新学習指導要領を読み解くよくわかる図画工作科学習指導要領ビジュアル解説

新学習指導要領を読み解くよくわかる図画工作科学習指導要領ビジュアル解説

特徴

学習指導要領の内容を豊富な作例や写真でビジュアルに解説しています!

学習指導要領の構成に沿って、特徴的なページをそれぞれ見開きで解説してあります。また各見開きには、学習指導要領の該当部分を、それぞれ項目別に示していますので、学習指導要領の考え方や構造がよく理解できます。

児童の作品や活動の写真を120点以上見ながら、学習指導要領の内容を読み解いていますので、学習指導要領に示された基本的な内容が、イメージしやすく、理解しやすくなっています。

特に、「A表現」、「B 鑑賞」に関するページ(第4章、第5章、第6章)では、授業から生まれた児童作品や活動写真を大きく扱い、それらに即しながら具体的に学習指導要領の考え方を解説しているので、こういったさまざまな表現を通して、授業でなにを育てるのか、どんな力をつけるのかなど、目標を明確にした授業を展開する一助になります。

「小学校学習指導要領解説 図画工作編」から適宜引用し理解を確かなものにします

それぞれのページでは、「学習指導要領解説書」から関連する内容をページ番号も示して引用し、学習指導要領への理解を深めるようにしました。引用部分は黄の地色で分けて示し、ひと目でわかるようにしてあります。

本書の巻末には付録として資料ページを設けてあります。特に、折にふれて確認できるように後見返し(p.114、p.115)には図画工作科学習指導要領の一覧を掲載しておりますのでご活用ください。

本書は、学習指導要領とその「解説書」の趣旨を十分に生かした授業の構築に役立つことを願って書かれています。

〔共通事項〕が具体的に理解できる構造です!

〔共通事項〕は、今回の学習指導要領から新たに示された事項ですので、特に項目を設けて概要を第2章で示しました。しかし、〔共通事項〕は独立して指導できる事項ではありません。必ず、「表現」「鑑賞」の活動を通して指導する項目です。そのため、具体的な作品にどのようにあらわれるのか、またどのように見取ったらよいのかを、「表現」「鑑賞」にかかわるページ(第4章、第5章、第6章)で、作品1点につき、必ず1か所示しました。これは、「領域や項目などを通して共通に働く資質や能力を〔共通事項〕として示す」と「解説書」に示されていることから、具体的な作品にあらわれている〔共通事項〕の考え方を内容の各ページに織り込んだものです。
本書のこの構造によって、「領域や項目などを通して共通に働く資質や能力」であることが理解できるとともに、「解説書」に示された「形や色」「イメージ」をどのように解釈すればよいのか、より具体的に理解できます。

困ったとき、知りたいときの「図画工作なんでもQ&A」

第8章では、図画工作科の指導での悩みや疑問、たとえば、「造形遊びの評価の方法」「立体と工作の違い」「絵の授業を終了するタイミング」「模写やコラージュの授業での著作権」など18項目について、「図画工作なんでもQ&A」としてそれぞれワンポイント解説をしてあります。

目次

はじめに
本書をご活用いただくために

第1章 全体の構成と改訂のポイント

第2章 〔共通事項〕について

  1. 〔共通事項〕について-低学年編
  2. 〔共通事項〕について-中学年編
  3. 〔共通事項〕について-高学年編

第3章 各学年の目標について

  1. 目標について-低学年編
  2. 目標について-中学年編
  3. 目標について-高学年編

第4章 造形遊び

  1. 「感覚や気持ちを生かし」ている姿とは具体的にどのような姿をさすのですか?
  2. 「体全体を働かせて」というのはどのような活動を示しているのですか?
  3. 「身近な材料や場所などを基に」とありますが、身近な場所とは具体的にどのような場所をさすのですか?
  4. 「新しい形をつくる」ことの具体的なイメージがわかないのですが?
  5. 「材料や場所などの特徴を基に」とありますが、どのようなことをしていたら特徴を生かしているといえるのでしょうか?
  6. 「周囲の様子を考え合わたりしながら」とありますが、具体的にどのような活動をさしているのですか?

第5章 絵や立体、工作に表す

  1. 感じたことや想像したことが表れている作品とはどのような作品ですか?
  2. 「好きな色を選んだり」とありますが、混ぜすぎて色がにごってしまう子どもには、どのように指導すればよいですか?
  3. 「表したいことを見付け」るためには、どうしたらよいのですか?
  4. 「感じたことや想像したこと」が表れている立体や工作の作品とはどのような作品ですか?
  5. 子どもが「手を働かせて使う」用具としてはさみや小刀がありますが、どのように指導すればよいですか?
  6. 「感じたこと、想像したこと、見たこと」とありますが、「感じたこと」の具体的な事例を教えてください。
  7. 「感じたこと、想像したこと、見たこと」とありますが、「想像したこと」の具体的な事例を教えてください。
  8. 「感じたこと、想像したこと、見たこと」とありますが、「見たこと」の具体的な事例を教えてください。
  9. 「計画を立てる」とありますが、学習カードは必要ですか?
  10. 「表したいことに合わせて、材料や用具の特徴を生か」すためには材料や用具の特徴をどのように教えればよいですか?
  11. 「伝え合いたいこと」とは具体的にどのような内容ですか?
  12. 「構成の美しさなどの感じ」とありますが、バランスの取り方や構図などを教えればよいのですか?
  13. 表現に適した方法」を組み合わせて表すには、どのように指導すればよいですか?
  14. 「形や色、材料の特徴」を考えさせるには、どのような指導が必要ですか?
  15. 「用途」について考えさせる場合、高学年の指導では中学年とどのように違うのですか?
  16. 「表し方を構想して表す」ためには、アイデアスケッチをしっかりとかけばよいのですか?

第6章 鑑賞について

  1. 美術作品における表現の意図や特徴をどの程度押さえておけばよいのでしょうか?
  2. 「身近な美術作品」や「親しみのある美術作品」とは、どういうものですか?
  3. 感じたことを話し合ったり、友人と話し合ったりする場面をどのように設定すればよいですか?

第7章 指導計画の作成と内容の取扱いについて

  1. 生活科や幼稚園教育との関連を考慮するには?
  2. 「学習活動や表現方法について」どのように幅をもたせればよいですか?
  3. 児童や学校の実態に応じた版や焼成の経験とは?
  4. 材料・用具について 低学年編
  5. 材料・用具について 中学年編
  6. 材料・用具について 高学年編
  7. 独立して行う鑑賞の授業とは?
  8. 美術館との連携とは?
  9. 平素の学校生活での作品展示や鑑賞はどのようにすればよいですか?

第8章 図画工作なんでもQ&A 

付録 資料    

  1. 学習指導要領図画工作:新旧比較対照表
  2. 学習指導要領:小学校生活科
  3. 幼稚園教育要領(抜粋)
  4. 学習指導要領一覧:中学校美術
  5. 学習指導要領一覧:小学校図工

仕様

監修 藤澤英昭
共著 石賀直之、西村徳行、三澤一実
判型 B5
ページ数 96
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