
興味本位で手を出すドラッグ。ドラッグの危険性をわかりやすく説明するだけでなく、子どもがドラッグに手を出す環境改善にも言及した内容です。
生徒の援助の基本は、人間としての信頼関係の回復にあり、それが達成されれば生徒たちはアルコール・薬物の乱用・依存から抜け出していきます。生い立ちにそれほどのことはなく、薬物をただファッション感覚で使用している生徒たちは説得や薬害の教育で比較的早く薬物から離れていきますが、身体的虐待を含め親子の信頼関係が極端に悪い家庭に育った生徒たちの援助は相当の熟練と日時を要します。薬物乱用・依存に陥っている生徒たちの心はすさんでおり、生まれてからこのかた人の愛情を受けたことが極端に少なく、この世で人を信頼してよいのだという人生経験をしていない生徒もいます。
本ビデオでは、ドラッグの原料はどのようなものか、それによって影響をうけた脳の状態、薬物依存の更生施設「日本ダルク」へのインタビューなどで、ドラッグの危険性とその回避の方法を考えます。 |
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ドラッグの原料 一見すると美しいケシの花ですが、その花がドラッグの原料となります。 |
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ドラッグが人間に与える影響 せりがや病院の岸本先生に、ドラッグが人間にどのような害をもたらすのかを聞いてみました。脳が壊れる場所を指摘してもらいます。また、脳のシナプス結合が切れてしまうと、それからドラッグをやめて何年もたっているのに結合が回復しないことなど、人体への重大な害を知ります。 |
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薬物依存の相談所「日本ダルク」 薬物依存の更生を行っている、日本ダルクの近藤さんに、薬物依存についての話を伺いました。 また、薬物を避けるにはどうするべきかも近藤さんや、岸本先生に聞き、対策を考えます。 |


覚せい剤、シンナーなどの薬物使用は、現在欧米の約10分の1程度ですが、中学校、高校の男子生徒も女子生徒も、ともにこれらの薬物の使用が著しく増加しているのが日本の特徴です。薬物を使用する生徒はそれぞれの家庭で孤独に育っている場合が多く(父母の離婚、父母の耐えざるいさかいなど)、その生徒自身が自分の家庭で問題解決することが難しい状態です。したがって、教師、学校、地域の人々が連帯してその生徒やその生徒の親を援助することが大切です。
このような生徒への援助は時間を要し、長い時間をかけての人と人との信頼関係の回復の援助が必要となります。焦ることは禁物です。人格は歴年齢とは別に発達するので、このような生徒たちは大学生なのに小学生のように未熟であったりします。その援助は一足とびには行かず、時間を要します。小学生がいきなり大学生にはなれないのです。

