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環境問題ビデオシリーズ4 酸性雨 身近なところから考えよう

環境問題ビデオシリーズ4 酸性雨 身近なところから考えよう

身近な環境問題の一つ「酸性雨」について、そのメカニズムや人体への影響、原因を知ることで、環境問題へ自らの力で取り組むことができるようにする教育用ソフトです。

身近な環境問題「酸性雨」。自分で解決する行動力を身につける

環境問題ビデオシリーズ4 酸性雨 身近なところから考えよう約60億人の人々が住む地球―その地球の環境について、今、様々な危機が迫っています。地球の「温暖化」や「砂漠化」、「オゾン層の破壊」、「熱帯雨林の減少」そして今回のテーマである「酸性雨」。これら地球規模の問題は、小中学生にとって、自分の力ではどうにもならないこと、手の及ばないことと考えがちであり、自分とは無関係のようにとらえがちです。しかし実際には、自分たちの吸っている大気が汚染されている身近な問題であり、自分たちの乗っている車の排気ガスがその汚染源の一部なのです。

わが国では、環境問題について、関心を持っている人は多いですが、いざ行動となると、他の先進諸国から遅れているという調査もあります。しかし、様々な地域で環境学習会が開かれたり、環境について学びあう場所作りの整備も進められつつあります。また、インターネットを通しての交流も国際的に広がっています。
このビデオでは、「酸性雨」についての知識を得ながら、「行動」の疑似体験を通して、自分にできることは何かを考えさせるようになっています。「意識」を持ち「行動」に移していく人間を育てていくことが、問題解決の確実な第一歩であり、これからの教育の重要な役割であることは間違いありません。

酸性雨の危険を知り、自分にできることを考えよう

環境問題ビデオシリーズ4 酸性雨 身近なところから考えよう PHを調べよう

水質を表す単位、PHを調べる装置を使い、水、レモン水のPH値を調べます。PHが高ければアルカリ性、低ければ酸性です。大体、水でPH7、お酢はPH3、炭酸水でPH5、アルカリ性の石けん水は10~13です。自然の中には炭酸ガスが含まれており、通常の雨は地表にたどりつくまでにその中を通るため、PHが5.6程度あります。PH5.6よりもPHが低く、強い酸性のものを酸性雨と呼びます。

環境問題ビデオシリーズ4 酸性雨 身近なところから考えよう 酸性雨のしくみ

酸性雨のしくみ

酸性雨は人間のつくりだした大気汚染が原因で起こります。火力発電所や工場で使う、石炭や石油といった化石燃料に含まれる硫黄が燃えてできる硫黄酸化物(SOx)や、車の排気ガスに含まれている窒素酸化物(NOx)は太陽光や空気中の水分と反応して、強い酸である硫酸や硝酸に変化します。これらが雨に混じって降ることにより酸性雨になります。天候の状態により、雪や霧にもなります。

環境問題ビデオシリーズ4 酸性雨 身近なところから考えよう 水が酸性を帯びるまで

実験:水が酸性を帯びるまで

氷を入れたコップの周りに付いた水滴のPHを、PH試験紙で調べ、次に紙を燃やして出た煙にコップをくぐらせて同じように水滴のPHを調べて、PHの違いを確かめます。物が燃えると、空気中の酸素と反応して酸化物ができます。これが水滴が酸性になったしくみです。酸性雨のしくみはこの実験の通りです。つまり、清掃工場の煙や、家庭の石油ストーブも酸性雨の原因となります。

環境問題ビデオシリーズ4 酸性雨 身近なところから考えよう 空気を綺麗にするために

空気を綺麗にするために

酸性雨の原因と言われる窒素酸化物は発がん性物質と考えられています。大気中にはこれらの有害な物質が飛散しており、その間を通ってできる酸性雨とは、いわば空から降る毒の雨のようなものです。しかしそれに悲観するのではなく、酸性雨を調べたり自然環境を観察し守ることで、自分にもできる環境保全と酸性雨対策を考えましょう。

本ビデオを使った指導について

「えっ。髪の毛が抜ける?」健太くんは、酸性雨について何も知らないことを姉にバカにされ、くやしくなって、近くにある「エコポリスセンター」に調べに行きました。そこで会った環境問題について学習している子どもグループと一緒に、実験や測定を行い、酸性雨とは何かを学習することになります。そのグループではインターネットを使って、データをアメリカの気象観測所に送り、世界の調査の役に立っています。「僕と同じ位の子どもたちなのにすごいじゃん。」健太も少しずつ酸性雨について学んでいきます。

このビデオは、酸性雨の降るメカニズムを、わかりやすく実験等を通して解説していることに加え、酸性雨の被害について具体的な映像で身近な問題として見せます。また、酸性雨の原因である硫黄酸化物や窒素酸化物が大気中に含まれ、それらが人間の身体に与える害についても解説しています。
このビデオは、今までの「技術・家庭科」「理科」「保健体育」でばらばらに学習していた内容を合理的にまとめており、それぞれの教科での活用ができるだけでなく、そこから一歩踏み出し、身近なところから、主体的に行動していく大切さが考えられるようになっています。

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