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買う前に考えよう 賢い消費者になるために

買う前に考えよう 賢い消費者になるために

金銭を支払った対価として得る物資やサービス。その中には悪質な商法で金銭を巻き上げるものも存在します。そういった悪徳商法を嗅ぎわけ、見破り、自分にとって本当に必要なものを購入することができるような選定眼を養うための教育用ビデオです。

悪徳商法を見破り価値のある買い物をするために

家庭をとりまく環境は、時代と共に物質的には非常に豊かになり、多種多様な商品(物資・サービス)であふれています。その中で、いわゆる“エンゼル係数”といわれる教育費を始めとした子どもに関する支出は、年々その比率を高めており、少子化の流れと相まって、ひとりあたりの金額の伸びは、想像をはるかに上回るものがあります。この“エンゼル係数”をねらって子どもに対する想いにつけこむような“教育”関係の悪質な商法が社会問題化する事例も見られます。
また、現代の中・高生は、日常の小遣いの他にお年玉のような臨時に入る高額の収入によって、立派に購入者として市場に登場しており、中・高生から火がつき大ヒットとなった商品も数多く見られます。この“子ども”をターゲットに、様々な商品が、様々な販売方法によって売られており、子どもたちの関心が高まり、消費する機会が増えるにつれて消費者トラブルに巻き込まれるケースも増えてきています。
悪質な商法は、年々巧妙化かつ悪質化しており、大人でも被害にあうことが多くなりました。例えば、見かけ上は非常に安い商品を国際電話回線を利用して注文させ、通話料の形で高額の支払いを請求するというケースも新聞などで報道されています。
消費生活の問題は、単にものの消費の仕方という問題に留まらず、それによっていかに生活を作り上げていくかという問題でもあります。
人は一生消費者です。このビデオの活用と通じて、将来自立した生活者となる子どもたちにしょうひしゃとしての自覚を持ってもらいたいと考えます。

道端で声をかけられたり、高額な通信販売商品に騙されないように

買う前に考えよう 賢い消費者になるために―プロダクションとの契約

道端でテレビタレントのスカウトに声をかけられてしまった恵子さん。スカウトマンに言われるままに話を聞きに事務所にいき、写真をとられ、巧みな口車にのって書類にサインをしてしまいました。

買う前に考えよう 賢い消費者になるために―母親に相談

登録料は30万円といわれ、断ろうとしたところをローンでいいと言われ、月々3000円で契約しましたが、レッスンにかかる費用などで徐々に月謝が高くなっていくことに怪しいと感じ、お母さんに相談します。

買う前に考えよう 賢い消費者になるために―高額の英語教材を購入

恵子さんはその昔、中学生のときにも、英語を勉強するための教材選びで、40万円もする教材を買ってしまい失敗したことがありました。通信販売は簡単に品物が返せないこともあり、泣き寝入りをしてしまいました。

買う前に考えよう 賢い消費者になるために―契約解除を決める

高額なものを買ったり、契約をするときには、きちんと契約書を読んだり、その金額に見合うだけの成果を自分が手にすることができるのか、といったことを総合的に熟慮してから契約することが大切です。本ビデオでも恵子さんは最後にそのことに気づき、プロダクションとの契約を解消することに決めました。みなさんのまわりにもあるかもしれない「おいしい話」にはすぐに乗るのではなく、十分に吟味することが重要だということを理解させてください。 

本ビデオを使用した指導のために

家庭科で取り上げる殆どすべての題材は、消費者教育の視点の上に立っており、その上で特に生徒が実践的、体験的に知識や技術を学び取ることを目標に題材が設定されています。
家庭領域の「家庭生活」では、「物資、サービスの選択、契約、購入および活用について考え、消費者としての自覚を持つこと」という指導目標があります。多額の金銭を所有していても、消費者としての認識が低い生徒に、消費者としての自覚を持たせ、自立させていくことはとても大切なことです。
このビデオでは、身近にある例を具体的に印象付けることにより、トラブルから身を守り、単に買い物上手な消費者ではなく、、主体的な消費者となることをねらいとして制作しました。身近な事例を通じて、自分の消費者行動を振り返り、自立した消費者としての責任や義務を遂行できる態度を身につけるために、いろいろな活用方法を考えてください。

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