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わたしたちの暮らす地球は、今、情報で溢れています。いつでもどこにいても情報をすばやく手に入れることができる。そんな情報社会を支えているのはコンピュータなどの情報機器とそれらをつなぐ通信ネットワークです。急速に進む情報化の中でよりよく暮らすために情報機器やネットワークが発達してきた道のりを振り返り、情報と私たちの暮らしとのかかわりを考えてみましょう。 |
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コンピュータの誕生とその歩み わたしたちにとって身近な存在であるパーソナルコンピュータ。さらにテレビやビデオ、炊飯器、エアコンなど様々な電気製品には動きを制御するためのコンピュータが組み込まれています。コンピュータはもはやわたしたちの生活には欠かすことのできないものです。そのコンピュータはもともと計算機として開発されました。やがて電気の力を使って計算するコンピュータがアメリカで開発され、その後、問題点を解決した理論をジョン・フォン・ノイマンが発表し、現在に至るまでコンピュータの基礎となっています。 |
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情報機器を支えるディジタル技術 もともと複雑な計算を早く正確に行う計算機として開発されたコンピュータ。そこに情報処理という新たな命を吹き込んだのはアメリカのクロード・シャノンでした。シャノンは世の中の全ての情報を0と1の2つの数字だけで表すことができると考えました。このように全ての情報を単純な数値に置き換えることによってコンピュータで情報を扱うことが可能になったのです。このしくみをディジタル化といいます。シャノンの理論によりコンピュータは飛躍的に発展することになりました。 |
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情報伝達の歴史 古くから用いられた情報伝達の手段として、のろしがあります。中国では紀元前200年ごろからのろしを使っていたという記録があります。18世紀になるとヨーロッパでは腕木信号が利用されるようになりました。19世紀になって発明された電信機は、これらの方法の問題点である距離や早さを解決する、電気を利用した通信機でした。やがてアメリカのグラハム・ベルが電話を開発し、電気による通信を急激に発展させました。 |
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日本でのコンピュータネットワーク 日本国内で低価格のパーソナルコンピュータの販売が始まったのは、1980年代のこと。この頃からコンピュータは職場や家庭に少しずつ浸透していきました。80年代半ばになると電話回線を利用してデータをやりとするパソコン通信が誕生しました。コミュニケーションの道具として歩み始めたコンピュータ。しかし当時の通信速度は遅く通信機器は高価でした。90年代に入りインターネットの発達がコンピュータによる通信を急激に普及させました。 |
コンピュータの歴史的経緯や発展の経過に沿って、コンピュータ技術の全体像が把握できる構成としました。それは、(1)オープニング(情報化社会のイメージ)、(2)コンピュータの誕生とその歩み(計算機)、(3)情報機器を支えるディジタル技術(2進数)、(4)情報伝達の歴史(ネットワーク)、(5)日本でのコンピュータネットワーク その始まりと発展、(6)エンディング~情報化社会のコミュニケーション~の6項目からなります。 このように、教科「情報」の導入として最適な内容です。前半はコンピュータのディジタル技術について、後半はネットワークをオムニバス的に取り扱っています。ビデオ編集作業の当初は、この構成の前半がネットワーク、後半がディジタル技術でしたが、検討の結果、現状のように修正しました。コンピュータの発展の歴史を学習する上で、また、教科書と対応させる上で、最も一般的な構成を考慮したことによります。 |
発行:NHKエンタープライズ©NHKENTERPRISES


急激な情報化社会の進展に伴い、高等学校で普通教科「情報」がスタートしました。先に、中学校では技術・家庭科において「情報とコンピュータ」が必修化されており、高等学校では、中学校で扱う基礎的知識を発展させた内容に取り組みます。



