
収録語数約11000語の「サンシャイン英和辞典」に、和英パートを含めることで、さらにわかりやすく使いやすい構成になっています。「とっさの一言」を英語で言えるようになることをきっかけに「もっと英語で話したい」という想いに応えることを方針として、日常よく使われるやさしい英文をできるだけたくさん収録することによって、「英語で話す・書く」楽しみを学習していただくことを目的に編集しました。
最近の英語教育では、「コミュニケーション能力の重視」ということがよく言われます。「コミュニケーション」とは、「人と人が、考えていること、思っていることを伝え合い、お互いの理解を深めること」ですが、私達の日常生活では、あいさつに始まって、質問されてそれに答えることなど、様々なコミュニケーションが行われています。 みなさんの中には、「もっと英語で話せたら」と思っている人がたくさんいるでしょう。ALTの先生に話しかけられたけれども、とっさに返事ができなかった、という経験をした人もいるでしょう。あるいは、いつもはHow are you doing?(元気?)と話しかけられて、Fine, thank you.And you?(うん、元気。先生は?)と答えていたけれども、「ちょっとかぜで」と答えたかったのに、その一言が出なくて残念な思いをした人もいるかもしれませんね。 この辞典で「かぜ」を引くと、「ぼくは軽い〔酷い〕かぜをひいている」という例文に、I have a slight [ bad ] cold.という英文の表現が載せてあります。「ちょっとかぜで」をI have a slight cold.と結びつけるためには、日本語に相当する英単語を知るだけではなく、英語と日本語の違いにも注意することが重要です。日本語では必ずしも必要としない主語(I)が英語では不可欠です。また、「ちょっと」、「かぜで」それぞれに一対一で対応する英語表現がないことにも注意が必要です。でも、それらのことをいちいち考えていたのでは「とっさの一言」になりません。よく使われる表現はひとかたまりにして覚えておくと良いのです。I have a slight cold.というやさしい表現を覚えておけば、「私は軽い風邪をひいています」というぎこちない訳文にとらわれず、「ちょっとかぜで」、「少しかぜ気味で」、「軽いかぜをひいちゃって」など、私達が日常使っている自然な表現の大部分に使えるのです。 本辞典では、このように、単語の意味を羅列しただけではなく、その用例もわかりやすく掲載しており、中学生が英会話をする上で役に立つ内容に編集しました。 |





