ブックタイトルH28教科書中学美術内容案内

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概要

H28教科書中学美術内容案内

16観点別・編集の特色?学習指導要領との関連?主な観点編集の特色該当ページ例学習指導要領「美術」との関連学習指導要領における美術科の「目標」である「表現及び鑑賞の幅広い活動を通して,美術の創造活動の喜びを味わい美術を愛好する心情を育てるとともに,感性を豊かにし,美術の基礎的な能力を伸ばし,美術文化についての理解を深め,豊かな情操を養う。」に編集の基盤が置かれている。発達の段階に応じて系統的に構築された題材内容とともに,授業の目標,内容や方法,培いたい資質や能力を明確に整理して具体的に紙面に示されており,教科の目標を達成することができる教科書となっている。生徒にとって,見やすく,魅力的な紙面で,学びやすいと同時に,活動の見通しと振り返りの観点を通して,自ら思考,判断する状況を設定するなど,生徒の自立を促しており,美術を通した人間教育の実現が図られている。全般学習指導要領「道徳」との関連作品の制作を通して個性豊かな表現を追求し,自己の向上を図ることができるように配慮されている。特に,「私の歩み」(1年p.48?49)では,自分の作品集をデザインすることを通して,自己の向上を実感できるように配慮されている。左記ページをはじめ全般コミュニケーションを意識した題材が多く設定され,自他の理解を深めて,それぞれの立場を尊重する心が養われるように配慮されている。例えば,「生活を豊かに」(1年p.32?37)や「動きのおもしろさを使って」(1年p.44?45)など,友達とかかわりながら制作する題材が多く設定されている。また,「人の形のおもしろさ」(1年p.18?21)や「人の形に込めたもの」(2・3年p.58?61)では,友達や人物を観察して表現することを通して,自他の理解や人間を尊重する心が養われるように配慮されている。1年  p.2-4/16・17/18-21/32-37/38-43/44・45/46・472・3年  p.24-27/54-57/58-61/64-69/70-77/78・79/84-87自然材料を扱うことや自然が豊かな場所で表現活動を行うことを通して,自然のよさを感じ取れるような題材づくりがなされている。例えば,「不思議昆虫図鑑」(1年p.24?25)や「原寸ギャラリー・桜図」(2・3年p.46?47)では,自然の材料を使った表現をしたり,自然を描いた作品を鑑賞したりする題材が設定されている。1年  p.8・9/10-15/24・25/38-432・3年  p.2-9/12-17/44・45/46・47/54-57/88・89/90-95日本の伝統文化や地域の工芸・造形を多く扱い,優れた伝統の継承や郷土を愛する心が養われるように配慮されている。例えば,「デザインする心」(2・3年p.64?69)では,着物や和菓子のデザインが取り上げられたり,「人がつくる、技を極める」(2・3年p.90?95)では,日本各地の伝統工芸が取り上げられたりしている。1年  p.38-432・3年  p.10・11/64-69/90-95?教育基本法(第二条)との関連?主な観点編集の特色該当ページ例人権尊重の観点第1号?「真理を求める態度を養い,豊かな情操と道徳心を培うとともに,健やかな身体を養うこと」については,教科書の全題材及び特設のページを通して教科の目標に迫ることで,達成できるように配慮されている。「幅広い知識と教養を身につけ」は,特設のページでも補われ,各題材での学びに生かされるように配慮されている。例えば,各巻に設けられた「作者の言葉」の囲みでは,芸術家の制作姿勢や作品に対する思いが紹介され,芸術家の言葉を通して,豊かな情操や道徳心などが培われるように配慮されている。1年  p.5-7/8・9/28・29/30・31/32-37/38-43/44・45/50・51/52-54/55-572・3年  p.12-17/28-31/32・33/34-37/48-51/54-57/64-69/70-77/78・79/80-83/84-87/88・89/90-95/99-102/106・107第2号?自分とは何か,自分らしさとは何かということを造形的に表そうとすることは自己肯定感を高め,個人の価値尊重につながると考えて題材化されている。例えば,「美術はいつも生活や暮らしの中に」(2・3年p.10?11)では,造形活動を愛し,それを職業としている人の活動を紹介することで,自分のやりたいことを見つける素晴らしさを伝えている。また,「生きることと美術」(2・3年p.96?98)では,美術が社会に果たす役割について考え,個人の価値を尊重してその能力を伸ばし,自主及び自律の精神が養われるように配慮されている。1年  p.5-7/10-15/18-21/38-432・3年  p.2-9/10・11/24-27/28-31/58?61/96-98第3号?友達と協力して表現する活動の中には,互いの考えを主張したり調整したりすることが必要となり,形,色彩,言葉などを通して互いのよさを感じ合える題材づくりがされている。また,相手のことを考えて伝えるデザインの題材では,相手への思いやりの心をふくらませるように工夫されている。例えば,「つながるデザイン」(2・3年p.78?79)では,友達とともに,ユニバーサルデザインのゲームを制作して楽しむ題材が設定されている。1年  p.2-4/32-372・3年  p.64-69/70-77/78・79/80-83/84-87/96-98環境問題の観点第4号?自然材料で表現することや自然が豊かな場所で表現活動を行うこと,自然を扱った作品の鑑賞活動を通して,自然のよさを感じ取れるような題材づくりがなされている。例えば,「不思議昆虫図鑑」(1年p.24?25)では,自然の材料やその他の材料を使って,思いついた生き物を制作する題材が設定されている。また,デザインのページでは,「デザインで伝える」(2・3年p.70?77)では,環境問題を訴えるポスターを扱ったり,「環境をデザインする」(2・3年p.80?83)では,環境のために美術ができる事例を取り上げたりするなど,環境問題にも目を向けるように配慮されている。1年  p.10-15/22・23/24・252・3年  p.12-17/80-83/88・89文化の伝承や文化遺産の尊重,国際理解の観点第5号?造形作品や造形活動を通して我が国の文化や郷土のよさ,外国の文化などを伝えている。例えば,「伝統の美に学ぶ」(2・3年p.48?51)では,掛軸や屏風,墨を使った活動が取り上げられている。日本の国宝(22点)や重要文化財(13点)が数多く取り上げられており,全体としては,日本の作品と諸外国の作品の取り上げ方に偏りがなく,バランスにも配慮されている。国際理解の観点では,例えば,「ゴッホと日本」(2・3年p.52?53)では,日本の美術が諸外国に与えた影響について学んだり,「祈りの造形」(2・3年p.62?63)では,日本の仏像とアジア各地の仏像を比較しながら鑑賞できたりするように扱われるなど,国際理解に配慮されている。1年  p.16・17/26・272・3年  p.18・19/20・21/22・23/38-43/44・45/46・47/48-51/52・53/62・63/64-69/90-95/99-102/103-105